おすすめの本②
こんにちは、鈴木です。
特にブログに載せるような出来事のない毎日を過ごしているので、ネタがありません。。
ネタがないうえに、前のブログに何を書いたか忘れていて、同じことを書いていないかいつも気になります。
しかし、前に書いていたとしてもそれだけ思い入れがあるということだからいいやとも思います。
はじめからわけのわからないことを書いてしまいました。
今回は、おすすめの本、第2弾を紹介いたします!
「ルドルフとイッパイアッテナ」です。
小学生のときに読んだ本で、私の一番好きな本です。
内容の紹介では、
猫と人間、それぞれの愛と友情の物語。ひょんなことから、長距離トラックで東京にきてしまった黒猫ルドルフ。
土地のボス猫と出会い、このイッパイアッテナとの愉快なノラ猫生活がはじまった......。
青少年読書感想文全国コンクール課題図書/第27回講談社児童文学新人賞
とあります。
小学生のころ夢中になって読み、いまも電子版を購入してときどき読んでいます。
猫のやりとりを通して、学ぶことの大切さに気付かされる本です。
いまでも、読むとハッとすることや、そうだよなぁと思うことばかりです。
猫が文字を勉強して、本が読めるようになるのですが、勉強の大切さに気付かされます。
本の中での好きなセリフは
主人公の黒猫ルドルフが、イッパイアッテナという猫に文字や本の読み方を習っているときの会話です。
「字が読めるのに、まだ勉強する気かい。どうして、そんなに勉強したいんだい。」
「おれには、やりたいことがあるのさ。まあ、それはいいじゃないか。」
→このシーンを読むと、そうだよなぁ、強制的に勉強させられるというのではなく、
自分で学べるって素晴らしいことだよなぁといつも思います。
九州にいる私の祖母と話をするときも、
「戦争で勉強ができなかった、勉強したかった」といつも話しており、
勉強は能動的に行うものだし、勉強できる幸せを感じないとならないと改めて思います。
他にも、ルドルフが、ある程度文字が読めるようになったときに、
イッパイアッテナが辞典の存在を教えてくれたときのやりとりも
好きなシーンのひとつです。
「これはな、わからないことばの意味を調べるときに使う本だ。あいうえお順になっている。
たとえば、『辞典』という言葉がわからなかったとする。そのときには、じ・て・んというふうに、
あいうえお順に字を追って、調べるんだ。」
そういう本があれば、これからも、ひとりで勉強できる。ぼくは安心した。
すると、そういう僕の気持ちを見ぬいて、イッパイアッテナは、こうつけくわえた。
「でもな、ルド。へんな安心がいちばんいけないんだ。
いつでも勉強できるなんて思っていると、けっきょく、勉強しなくなってしまうことが多い。
いましかできないと思うと、むりをしても、そのときにやるんだけどな。
いつでもできるって思っていると、やらなくなってしまうもんなんだ。
それにな、ひとりっきりで勉強するっていうのは、いうほどかんたんなことじゃないんだ。」
これを読んでハッとしない人はいないのではないでしょうか。
本から学ぶことは本当に多く、児童書だからといって甘く見てはならないですね!
次のブログでは、おもしろいネタを提供できるようがんばります!